2012年4月9日月曜日

うつぐみの島竹富島

【賢さやうつぐみどまさる】
賢さよりも うつぐみ のほうが勝るという言葉です。竹富島では、よくこの言葉が使われます。「うつぐみ」とは共同一致の精神ということです。
つまり、「何事も、みんなが一緒に協力して行おうという心をもっていれば、それは誰か才能をもった一人の人が何かをしようとするよりも勝るのだ」という意味です。
 竹富島は「うつぐみの島」と呼ばれています。うつぐみとは協力し、助け合う精神。
 竹富島憲章も、うつぐみの精神で島の文化と自然を守るとうたっています。
 東京から2千キロ、那覇から430キロ離れた周囲9キロ、人口約360人の小さな島、竹富島(沖縄県竹富町)。観光客は水牛車に乗り、のんびりと景色を楽しむ。それを守っているのは、島民が1986年、自主的に定めた「竹富島憲章」です
今回竹富島の開発を行う星野グループは、用地全体を保有するグループ会社を共同運営にする協定書を竹富公民館と結んだ。残りの土地利用に島民が関与できる内容。これで、開発容認の島民が多数になった。島の伝統家屋を模した星野リゾートの施設は今年6月、開業する。
ここにも、うつぐみの精神が守られることを祈るばかりである。
あの赤瓦の街並みと白い砂利道そして夜の静けさ、美しく静かな島を守ってもらいたいものである。

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