こんなコラムが掲載されてたのでご紹介します。
2013年6月18日 10:36 カテゴリー:コラム > 春秋
「台風○号は沖縄県の南大東島の西約○キロの海上を北北西に…」。夏になると台風情報で時々耳にする南大東島は沖縄本島の東約360キロにある
▼「ボロジノアイランド」とも呼ばれる。19世紀になったあとロシアの艦船ボロジノ号が大東諸島を発見したことに由来する。19世紀最後の年に遠く八丈島から開拓者が上陸するまでは無人島だった
▼現在の人口は約1300人。島には高校がないから中学を卒業した生徒は島を離れる。育ててくれた親や島への感謝を方言で歌う「アバヨーイ」というタイトルの島唄がこの島にはある。さよならの歌だ。南大東村職員が15年ほど前に作った
▼映画「旅立ちの島唄〜十五の春」が製作され、全国で順次公開中。中学を卒業する娘と、サトウキビを栽培している父親を中心にした物語だ。15歳の少女にはつらく重たい家族の物語でもある
▼三線(さんしん)の音色に縁取られて物語は進む。少女民謡グループに入っている主人公の少女は、卒業コンサートで三線を弾きながら「アバヨーイ」を歌う。歌の先生は「泣いて歌ったら価値ないからさー。堪えて歌うんだよ」と言った。その通りに歌えた
▼自立への旅立ちになるラストシーンでは、船に乗った少女を励ますように沖縄出身のBEGINが「行ってこいよ…」と歌う曲が流れる。父親役を演じた小林薫さんは「個人的には、現代版小津安二郎を観(み)ている気持ちになりました」と話している。
=2013/06/18付 西日本新聞朝刊=
旅立ちの島唄、この映画はアベさんコメントの通りですよ。
返信削除一度はぜひ見て欲しい映画です。
アベさん映画に行く時は、タオルを忘れないでね。
泣けて、泣けてきますよ。
じぇじぇじぇ!(' jjj ')そんなに泣いたら…
削除アベさん
返信削除丁寧な記事ありがとうございます
南大東島より愛をこめて(^_^)v
Madamさん、そんなこめられたら
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